終末期透析患者の在宅での見取り〜透析スタッフの関わり〜

目的

クリニックにおける終末期維持透析患者に対する、透析スタッフの関わりを明確にする。

症例1

70代男性 透析歴4年 妻・娘・孫の4人暮らし 細胞診で尿路上皮癌classXと診断され、その後の検査治療を拒否。延命治療望まず緩和・在宅診療を希望。家庭医で疼痛緩和の投薬を受け、妻や娘の送迎で通院。自宅で最期を迎えた。

症例2

60代男性 透析歴7年 妻と2人暮らし 悪性リンパ腫が疑われ治療開始したが中断、その後の検査・治療を拒否。延命治療を望まず緩和・在宅診療を希望。家庭医で疼痛緩和の投薬を受け、妻の送迎で通院。2ヶ月後、本人より「今日から透析には行かない」と電話があった。その2日後に自宅で家族に見守られて最期を迎えた。

まとめ

患者と家族の意思を尊重し傾聴に努め、家族への精神的援助を行う事が重要と考える。