透析用監視装置の熱交換器装着による節電効果の検討(第2報)

目的

第57回本会において、透析用監視装置(以下、コンソール)に熱交換器を装着することによる節電効果を明らかとした。今回はコンソールほぼ全台に熱交換器を装着し、冬季データ及び、その有効性を検討したので報告する。

方法

コンソール35台の給排液間に熱交換器を装着し、装着していないコンソールと稼働中のヒーター消費電力を測定した。さらに熱交換器の保守管理を検討した。

結果及び考察

コンソールへの熱交換器装着は、最大47%の消費電力の削減が可能だった。また、熱交換器での加温は、多人数用透析液供給装置(以下、セントラル)25℃設定時で約5.7℃、30℃設定時で約3.8℃、35℃設定時で約2.7℃の上昇であった。セントラルからの供給液温度が低いほど、排液との温度差が大きくなるため、ステンレスを介した熱交換器の能力をより発揮できると考えられ節電対策に有用であった。コンソールへの熱交換器装着は、1透析施設においても大きな節電効果が見込まれる。

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