透透析クリニックにおけるHIV感染症患者の受け入れ

目的

HIV感染症患者の受け入れに際しスタッフの意識調査を行い、透析クリニックとしての対応を検討する。

方法

2011年7月にHIV患者受け入れの要請を受け、スタッフ26名に対しアンケート調査を行った。院内感染対策マニュアルの見直し、スタンダードプリコーションの周知徹底、事故時first aid poster作成、HIV迅速検査キット・針刺し事故防止機能付き穿刺針の導入を行い、9月に患者を受け入れた。その3ヵ月後に再度アンケート調査を行った。

結果

クリニックの感染対策は不十分69%→19%、HIV要請患者の受け入れに不安38%→46%、HIVについて自主学習した35%→46%、不安の理由として、血液感染をした場合の風評被害や保障問題、妊娠時の心配などがあげられた。

結語

HIV感染症に対する知識がなく偏見と差別がある医療従事者が少なくない。スタンダードプリコーション・血液曝露対策の徹底で感染対策の充実が図れた。受け入れを契機にスタッフの感染対策に対する意識が向上した。

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