透析液供給温度の変更及び、熱交換器使用による節電対策の検討

目的

多人数用透析液供給装置及び、透析用監視装置それぞれのヒーター消費電力(以下、電力)に着目し、節電対策として有効な手段について検討したので報告する。

方法

東レ社製多人数用透析液供給装置 TC-B(以下TC-B)、東レ社製透析用患者監視装置TR-3000M (以下コンソール)、および同機に熱交換器を装着した3台について、TC-B設定温度を25℃、30℃、35℃と設定して送液した際の電力を測定した。

結果・考察

コンソールは熱交換器装着により電力を4、 5割程度削減可能であり、TC-Bからの送液温度が低いほど電力の削減に有効であった。TC-B設定温度35℃で、他の設定時より若干電力が増加し、配管内等で送液温度の熱損失があると考えられた。

結語

熱交換器は節電対策に有用なものであった。またTC-B設定温度変更は、節電対策につながる可能性が示唆された。なお実測は、6月21日から7月11日までの夏季であり、冬季も同様の方法で検討し報告する予定である。

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