シンポジウム「支援ボランティアに参加して」

昨年の東日本大震災において、日本透析医会の災害時情報ネットワーク内で被災地の情報収集・提供と支援活動が行われた。その活動の一部として、日本腎不全看護学会、日本臨床工学技士会の3団体が連携し、被災地への業務支援ボランティアを募集した。今回支援ボランティアに参加した経験から、それらの業務内容や活動内容をまとめ、災害時に一人ひとりの臨床工学技士が迅速な行動が出来るようにと考えた。今回報告する内容を以下に示す。

1. 支援ボランティアとは自己完結型が基本原則、怠慢な行動は禁忌、自己責任で積極的な行動
2. 支援ボランティアの登録
登録前の不安や心配、登録先について
3. 支援ボランティアの活動内容の大別
視察業務と被災地の業務支援とは
4. 東日本大震災での活動経験
岩手・宮城・福島での視察
石巻赤十字病院での業務支援
5. 支援ボランティアを経験して
視察による迅速な情報収集
支援目的の明瞭化により、誰でも参加が可能
参加前と参加後の違い
次への準備

災害時情報ネットワークや支援ボランティアへの積極的な参加を提案することにより、個人レベルでの災害対策への意識が高まり、それが病院や施設内での安全や保守へと浸透し、やがては近隣の病院・施設間の更なる連携をもたらせる事につながるものと思われる。支援するだけではなく、自分が被災した時の対応方法や災害対策としての事前準備として必ず役に立つと考える。

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