臨床工学技士を取り巻く透析情報の標準化(2004年)

昨今、透析室における電子情報は氾濫している。医療情報の標準化がどのようになっているかを知ることは我々臨床工学技士に有用であると考える。そこで今回は医療情報の標準化と当院における事例を交え、現状を報告する。

診療情報交換フォーマットとしては代表的なものにMML(Medical Markup Language)やCLAIM(clinical Acounting InforMation)があり、特定非営利活動MedXML CONSORTIUMが策定と管理をおこなっている。透析情報交換フォーマットは2000年に日本透析医学会が策定したHeMX(Hemodialysis Medical Record Exchange Format)がある。

また、検査データのフォーマットは、日本臨床検査医学会が策定した臨床検査項目分類コード(JLAC10)をHL7(Helth Level 7)がある。

一方、透析装置と透析支援システム間のプロトコールにも標準化が推進され、1999年日本透析医学会が「透析情報管理システムの標準通信プロトコール」を策定した。

当院では、透析支援システム「STEP透析」、電子カルテ「NOA」、検査システム「WillACCESS」を用いている。検査データではWillACCESSからHL7で出力し、STEP透析で取り込みを行っており、また、透析情報はSTEP透析からMMLで出力し、NOAで取り込みを行っている。

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