ODBCによるSTEP透析データベースの有効利用(2003年)

目的

サンジャパン製人工透析総合支援システムSTEP透析(以下STEP)の有効性については、平成8年より関係学会等で報告してきた。今回我々は、STEP内のデータベースに市販アプリケーションを用い、リンクを構成する事によって各情報を有効利用したので報告する。

方法

STEPのデータベース(ORACLE)へODBC(Open DataBace Connectivity)ドライバを用い、Microsoft Access2000(以下ACCESS)とリンクを構成し、各帳票に反映させる。

各帳票作成についての簡単な概略

STEPのデータベースとACCESSのテーブル間とでリンクを構成し、必要なデータをクエリーで抽出する。レポートにて各帳票のレイアウトを作成し、取得したデータをレイアウトに添って埋め込む。尚、STEP内のデータベースの接続は原則として参照のみとなっている。

作成した帳票

処方箋・検査結果・患者紹介用HD条件指示書・血液透析記録・抗凝固剤シール・透析日報・緊急透析カード

結論

STEPへのリンクの構築により、データの重複入力などが軽減され、作業効率の向上を図る事ができ、我々ユーザのニーズに沿ったレイアウトでの帳票出力が可能となった。この試みは決してコンピュータに精通していない我々にも容易にデータを利用でき、今後60%以上の医療機関が電子カルテの導入を目指すとされている保険医療分野の情報化の流れの中で、各情報を容易に取り扱う事の可能なツールのひとつとなる事が示唆された。

ページトップへ