透析室における一元管理システムの試み(1992年)

  • 血液透析管理システム(DIMCS)による遠距離ネットワークメンテナンスシステムの構築
目的

近年、公衆電話回線網利用のデータ通信が行われているが、透析療法においては、一部検査データの転送に利用されているにすぎない。我々は透析装置の動作データをメーカ技術部と共有することで、新しいメンテナンスシステムを構築したので報告する。

方法

当院DIMCSならびに東レメディカル技術部門を公衆回線で結び、モデム、RS-232Cを介し接続した。ソフトは、東レ社製ADONを使用した。

結果

通信回線を使用することにより、両者間のデータの距離を実質的にゼロにし、

  1. 社内に居ながらコンソールから集積されたデータを検討し、迅速かつ的確に装置トラブルに対応できた。
  2. リアルタイムでソフトウェアにつき透析現場よりの又社内からのバージョンアップ、あるいはメンテナンスが容易に実施できた。
結論

メーカ技術部とオンラインをより可能にし、透析装置のメンテナンスをより確実にし、きわめて有用である事が確認された。今後は、ソフトウェアのみならず、広いハードウェアのメンテナンスにも利用する事により、新しい装置メンテナンスの核となると確信する。

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